入局案内

　当教室では随時見学や入局を受け付けています。医学部在学中、初期研修中、初期研修後、他科からの転向など、出身大学や経験年数は問いません。

　脳神経外科は手術のみならず予防、診断、急性期治療、亜急性期治療、慢性期管理、リハビリテーションや在宅医療までを幅広く扱う診療科として、19の基本領域診療科の一つに認定されています。そのキャリアパスには様々な選択肢があり、代表的な分野として、救急医療に関わる「脳血管障害（脳卒中）」や「神経外傷」、手術とともに遺伝学や免疫学と関連する「脳腫瘍」のほか、「小児神経外科」、「頭蓋底外科」、「脊髄脊椎外科」、「機能的神経外科」などがあります。代表的な治療手段として、手術、血管内治療（カテーテル治療）、化学療法、放射線治療、リハビリテーションがあります。複数の治療手段を駆使して横断的に活躍する医師もよし、分野や治療手段をサブスペシャリティとしてエキスパートとなるもよし、研究者として神経科学を追求するもよし、様々な方向性をとることができます。

　当教室では、チーム医療による質の高い脳神経外科診療で、患者さんに最も安全、確実な治療を行っています。研修においてはリベラルな環境の中で、脳神経外科医に必須の知識、技能を確実に習得でき、全人的医療を担える脳神経外科医になっていただくようにスタッフが指導致します。日本脳神経外科学会専門医の資格の取得を基盤とし、学会参加やハンズオンセミナー（写真）の開催を通じて、その後のサブスペシャリティ確立や生涯のキャリアパスの形成にも最大限の援助をいたします。

　当教室の関連病院は京阪神を中心に位置していますが、全国の主要な基幹施設とも相互連携を組んでおり、多種多様な施設での勤務もご相談に応じます。
　研修医、専攻医、大学院生の募集に関しては、京都府立医科大学ホームページもあわせてご参照下さい。
　見学希望や詳細についてはお気軽にお問い合わせください。皆様からのご連絡をお待ちしております。

週間スケジュール

脳神経外科病棟